競売によるマンション購入!?

競売によるマンション購入!?

2022年4月5日

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千葉ニュータウン マンション

競売によるマンション購入の
 注意点
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

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競売物件は、安く物件を購入できる可能性がありますが、そこには、注意すべき点があります。その内容について、わかりやすく説明しています。


稀に、お客さんから、
 競売による物件購入を考えている
ということをお聞きすることがあります。

結論から言いますと、
 競売の場合、いくつか、厄介なこと
があります。

実際に競売で物件を購入した後には、落札価格以外に、
 手間と経費がかかる
ということに注意が必要となります。

それらの内容について下記に順に説明していきます。

管理費、修繕積立金の滞納

千葉ニュータウン マンション

マンションの競売物件を調べると、
 極端に、売却基準価額が低い物件
を見る場合があります。

こういった物件は、
 長期間にわたり、管理費、修繕積立金の滞納がある物件
になります。

こういった管理費、修繕積立金の滞納額は、区分所有法で、
 「滞納した債務は次の所有者に継承される」
という規定があります。

つまり、所有権が移転したあとは、新所有者に、その滞納分の支払い義務が生じます。
競売で、売却基準価額を低く設定している物件というのは、その点を考慮して価格の設定がなされているわけです。

場合によっては、
 その物件を購入後、ほとんど、管理費、修繕積立金を支払っていない
というケースもあり、そういった物件は、滞納金がかなりの額にのぼっています。

ですので、売却基準価額で判断せずに、滞納金を必ずチェックする必要があります。

占有者の退去に関して

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競売物件には、その物件のもともとの所有者が占有(居住)しているケースが多いというのが、実情です。

ですので、競売でその物件を購入できたとしても、その後、その占有の立ち退き交渉を行う必要があります。
立ち退き交渉は、購入した人が行います。

通常は、引っ越し代などの費用を渡して、対応します。

法的には、強制執行することも可能なのですが、その場合でも、諸経費が発生します。

ですので、穏便に立ち退いてもらうほうがよいケースも多いですが、そこは、購入した人の判断です。
いずれにしても、占有者がいる場合は、立ち退き交渉に関する手間が発生します。

物件のリフォーム費用

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競売物件の場合、
 室内が荒れている場合
も多々見受けられます。
また、残置物などがあった場合に、その処分も必要となりますので、そういった面でのコストが発生します。

室内の状況は、通常、競売物件の資料に記載されていますので、事前のチェックは、それらの資料になります。

競売物件の情報サイトとしては、下記サイトがあります。

まとめ

千葉ニュータウン マンション

競売物件は、相場より幾分、低めの価格で物件が購入できるという反面、
 上記に記載したような手間やコストがかかる
ということがあります。

ですので、そういった面を想定しての判断になります。

また、競売には、不動産会社も入札するケースも多く、また、以前に比べると、そこまで安く落札できるとは限らないという状況もあります。

いずれにしても、通常の物件購入とは異なる注意点がありますので、それらを踏まえた上で、検討されることをお勧めします。

以上、競売によるマンション購入についてでした。

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