千葉ニュータウン マンション査定(一括査定)の注意点

千葉ニュータウン マンション査定(一括査定)の注意点

2021年8月9日

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マンション売却の際に、昨今は、
インターネットの一括査定サイト
を利用される場合も多くなってきました。 
ネットの一括査定サイトは、便利な反面、注意点があります。

ご参考までに下記に順に説明していきます。

一括査定サイトとは、

一括査定サイトは、いくつかありますが、機能としては、
1回の物件情報の入力で、複数の不動産会社から、物件査定のレポートが届く
というものです。 
複数の不動産会社に、都度、査定依頼をするより、その手間ある程度軽減できるので、便利な面があります。

(例)下記のようなサイトがあります。

一括査定の注意点

一括査定サイトについては、
一般ユーザー(査定を依頼する側)の利用は無料
ですが、
査定依頼を受けた不動産会社側は費用が発生
しています。

通常、査定依頼1件あたりの設定になっており、結構、高めの金額になっています。
その為、査定書を提出しただけで終了すると、経費だけがかかる状態になります。

ですので、査定を受けた不動産会社は、
売却の仲介(媒介契約)
をもらう為のアプローチ(営業)をします。

また、一括査定ですので、同じタイミングで、他の不動産会社にも査定依頼が行きます。
それらの会社も同様にアプローチ(営業)をします。 
ですので、結果的に、一括査定を依頼した複数の不動産会社から、売却の仲介(媒介契約)を取る為の営業があります。

一括査定を行う場合は、その前提で利用する必要があります。
もちろん、いろんな不動産会社から話しを聞けるというメリットがありますが、それが煩わしいとなってしまうケースもありますので、注意が必要です。

査定の内容

そもそも、マンションの査定の内容とはどのようなものなのでしょうか。
一般的には、下記の3つの方法があります。

取引事例比較法
査定の依頼があった物件と同等の条件(エリア、築年数など)を参考に、売却価格として妥当を想定される金額を算出する方法。

原価法
建物については、築年に応じた減価修正等を行って価格を求め、また、土地に関しては、行政の評価額などを参考に価格を算出する方法。

収益還元法
その物件を収益物件とした場合を想定して、期待される収益率を割り戻して物件の価値を算出する方法。

このうち、一番目の取引事例比較法が、物件を売却する際に、実際に成約するであろう価格に近いものになります。

査定時の注意点

千葉ニュータウン マンション査定の注意点

では、不動産会社から提出される査定価格は、信頼性があるのでしょうか?
結論からいうと、
その不動産会社の営業姿勢によって、大きな差がある
と言えます。

どういうことかというと、不動産会社の中には、売却時の仲介の依頼(媒介契約)を取る為に、
相場より高めの査定金額を提示する
ということをするケースがあるからです。

売る側としては、できるだけ高く売りたいので、高い査定金額を提示する先に依頼したいという心理が働きます。
ただ、立場を変えればわかるように、相場よりかなり高い販売価格の物件は、買う側からすると、躊躇します。
結果、売れ残ってしまうか、もしくは、かなりの値引きをして売却することになる可能性がでてきます。

つまり、査定金額が高くても、その金額で売却できるかどうかは別問題ということです。

もちろん、査定価格が高い場合でも、その理由がしっかりしておれば、問題ありませんが、上記に記載したように、仲介依頼を受けたい為だけに査定金額を高め設定するような会社も見受けられますので、注意が必要です。

補足

一括査定の場合は、千葉ニュータウンエリアに営業所が無い不動産会社もあります。
そういったケースでは、千葉ニュータウンエリアの物件に詳しくないというケースもあります。
そういった場合でも、それなりに、査定書は作成することはできます。

ただ、実際に販売活動を行う際のことを考えると、物件に近い不動産会社に依頼するほうが安心な面があります。

いずれにしても、複数の不動産会社に相談して、信頼できそうな不動産会社に依頼するという手順をふまれたほうが良いと言えます。