
マンションを選ぶ時に、建物以外に、「周辺の状況」もチェックしておいたほうが良いと思うけど、具体的に何を見ればいいの?
こんなテーマに関する記事です。
・ マンション購入を検討する際に、周辺が、生活しやすい環境かどうかをチェックするポイントを記載しています。

マンション選びの際は、
建物や室内の状況や設備、敷地の状況
も大切ですが、実際に生活していく上では、
周辺の環境
も大切な要因です。
マンションを購入した後、
安心、安全
で
生活に便利
なエリアを選定していくことが重要です。
その為には、
・隣接する道路状況
・近隣の土地の状況、用途地域
・学校、最寄り駅などへの経路
・夜の状況
・騒音
・土地の形状
・ハザードマップ
といった点もチェックしておくと良いでしょう。
各項目の概略について、下記に記載します。
周辺環境のチェックポイント

周辺環境のチェック項目としては、下記の事項があります。
物件に隣接する道路状況
前面道路が、車の行き来の多い幹線道路の場合、安全面や騒音、粉塵も考慮する必要があります。
例えば、小さなお子さんがいらしゃる場合は、近くに、交通量の多い道路があると、交通事故のリスクがあります。
できれば、マンションは、幹線道路などの大きい道路に接しているのではなく、そういった道路から離れた、いわゆる、生活道路と呼ばれる道路に面した立地が望ましいと言えます。
その他にも、交通量が多い道路に面していると、洗濯物を干す際にも、粉塵の影響を受ける可能性も高くなり、できれば、避けたいですね。
近隣の土地の状況、用途地域
「マンションを購入してから、前面にマンションが建ち、眺望が損なわれた」
という事例もあります。
遠い将来のことは予測できませんが、例えば、用途地域を確認しておくことで、どの程度の規模の建築物が建つ可能性があるエリアなのかを把握することはできます。
例えば、ベランダ側の用途地域が、低層住居専用地域の場合、低層の住居のみの地域なので、眺望面では将来的に安心です。(もちろん、将来、用途地域が変更になる可能性もゼロではありません)
また、近隣が商業地域の場合は、店舗の種類のよっては、騒音が発生するようなリスクもありますので、注意が必要です。
商業施設
商業施設が多いエリア(商業地域)の場合、生活に便利な反面、騒音や、人の行き来が多い分、セキュリティー面でのリスクもあります。
また、上記の用途地域との関連では、
商業地域
の他、
第1種住居地域や第2種住居地域
でも、店舗を建てることができます。
学校、最寄り駅などへの経路
駅や学校への通学路も重要なチェック項目のひとつです。
特に、車の往来の多いような経路の場合、歩道が確保されているかチェックしておきましょう。
昨今は、通学途中の自動車事故も多い為、車道と歩道がしっかりと分かれているかも、大切なチェック事項となりまます。
夜の状況
昼間だけでなく、街灯などを含め、夜間の周辺の状況もチェックされることをお勧めします。
夜間に、駅から物件までの経路を実際に歩いてみて、街頭で明るいかどうか、安全面の確認もしておきましょう。
土地の形状
傾斜地に立地しているようなケースでは、眺望が良いケースが多い反面、可能性としては、
災害によるリスク
の可能性もあります。
エリアによっては、近隣に、急傾斜地崩壊危険区域がないかも確認しておきましょう。
また、大規模修繕の際に、足場の設置などの関係で、
平坦地の物件より、工事費用が割高になるリスク
があります。
その他、土地の形状的に、
駐車場の出入りがしやすいか
もチェックもしておきましょう。
ハザードマップ
エリア的に、低地になっているようなロケーションの場合、水害のリスクもあります。
必ず、行政のだしているハザードマップをチェックしておきましょう。
過去に、大雨の際に、低地のタワーマンションの地下の設備が浸水して被害がでた事例もあります。
その他、周辺環境に関する各記事の中で説明していますので、下記カテゴリーの記事をご参照いただければと思います。
周辺環境のチェックポイントの詳細はこちら ▼
以上、「マンション購入時の「周辺環境」の7つのチェックポイント」についてでした。
