マンションの鳥被害についての考察

こぐまくん

マンションを購入する際に、
 鳥被害
がないかどうか心配。。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

マンションを購入した後に、そのエリアでの鳥被害があると、平穏な生活に支障がでるリスクがあります。マンションの鳥被害に関して、その内容などを記載しています。

マンション購入ガイド

マンションを選ばれる際には、そのマンションのロケーションや建物自体のチェックなどに加えて、
 鳥の被害があるかどうか
も確認しておくと良いと言えます。

実際、物件によっては、
 鳥の被害
に悩まされている場合があります。

鳥の被害には、
 そのマンションのベランダ、屋上、非常階段などに飛来しての被害(ハトなど)
と、
 近隣の樹木に飛来しての被害(駅前の樹木に来るムクドリなど)
のケースがあります。

結論から言いますと、よほどの事情がない限り
 これらのマンションは避けたほうが良い
と言えます。

なぜなら、鳥の被害があると、
 平穏な生活ができない可能性が高くなる
からです。
せっかく、快適な生活をする為に住居を購入するのに、その目的が達せられないとなると、本末転倒になってしまいます。

ご参考までに、鳥被害の内容について下記に説明します。

目次

マンションのベランダ、屋上、非常階段などに飛来しての被害(ハトなど)

マンション購入ガイド

マンションのベランダなどに、鳥がくる場合があります。

この場合、
 鳥がいると、ベランダにでるのが怖い
という心理的な面以外に、
 鳴き声がうるさい
 糞による被害
と、どれも深刻な問題となります。

特に糞による被害は、掃除が大変という面の他、
 健康被害
を受ける可能性も高くなります。
糞が乾燥して、室内にはいってくる可能性も高くなります。

正直、悪い事ばかりです。

もちろん、それぞれ対策もとられている場合が多いですが、その住戸で対策が取られても、隣りの住戸に来る場合もあります。

また、屋上や非常階段、廊下などの共用箇所の対策は、管理組合での対応になりますが、管理費からの対応になり、管理組合の理事がまわってきた際に、その議題での対応も検討する必要がでてきます。

いずれにしても、そういった物件は注意が必要ですので、マンションを内見する際に、
 ベランダ側や共用部分に、鳥対策をしている住戸があるかどうか
をチェックしておきましょう。

マンションを外から見て、ベランダに、きらきら光るようにCDや、鳥よけの同心円状のデザインのものがをぶら下げていたり、共用部分などに、剣山のような尖ったものや、ワイヤーが設置されていると、鳥よけの対策をしている物件ということがわかります。

また、環境的に、
 周りに背の高い建物が無い場合
や、
 個々の住戸に関しても、人の気配がない
と、鳥が来やすい状況となります。

マンションに鳥が飛来するパターン(段階的な考察)

マンションに鳥がくるケースとしては、下記のような段階を経て、深刻な被害になる可能性があります。
段階としては、

・休憩の場所として利用
 (一時的に休憩する)
 ↓
・待機の場所として利用
 (仲間との待ち合わせなどの利用)
 ↓
・ねぐらとして利用
 (長時間、利用します)
 ↓
・巣づくりとして利用
 (巣を作って繁殖します)

鳩が来るには理由があります。http://www.thanktrust.jp/?page_id=119

となります。

休憩の場所として利用する段階で対策がとられればよい面もありますが、そもそも、鳥がくる環境にその物件があるので、いずれにしても、リスクがあると言えます。

(参考)鳩が来るには理由があります

近隣の樹木に飛来しての被害(駅前の樹木に来るムクドリなど)

マンション購入ガイド

近年、駅前の街路樹に、
 大量のムクドリが飛来して、その騒音や糞の被害
がでている場所があります。

夕方から巣に帰ってくるのですが、その鳴き声がかなりすさまじいものがあります。
また、糞の被害もあり、ベランダで洗濯物を干すのもためらわれるようになる可能性もあります。
それが毎日なので、購入したマンションの近隣で、そういった状況になると、かなりツライことになります。

ですので、近隣にそういった被害がでてないかは、ネットや周辺に人に聞くなり、夕方の時間帯に現地で確認することをお勧めします。

まとめ

マンション購入ガイド

以前に、ベランダにハトの糞が大量にある物件を見たことがあります。
そのような物件の場合、正直、平穏な生活は望めないということになります。

その物件は、まわりに高い建物が無い状況だったのですが、郊外に建っているマンションの場合は、このようなケースもありますので、要注意です。

また、上記に記載したような街中の物件に関しても、ムクドリの被害があるケースも見受けられます。

物件の内見の際には、ベランダや共用部分を十分チェックする他、夕方など時間帯にも、その物件をチェックして、そそのような被害がないかを事前に確認するようにしましょう。

以上、「マンションの鳥被害について」の説明でした。

こぐまくん

(この記事について)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」[宅建業 千葉県知事(1)第17909号]が、不動産売買の実務経験を基に記載しています。

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