マンションのトレンドについて(設備など)

各年代によって、マンションのトレンド、傾向があります。

内容的には、主に、
・構造
・間取り
・設備

・ソフト的な部分
などに分類されます。

今後のマンションのトレンドも、ニーズや時代背景によって微妙に変ってきますが、その際に、
マンション選びの基本的な部分

付随的な部分
に分けて考えることが重要です。

例えば、
構造的な部分や間取りなど
は基本部分ですので、その条件が合致しないと、付随的な部分がいかに魅力的でもあまり価値がないと言えます。
また、内容によっては、管理費がもアップするような要因の場合もあります。

各要因については必要なものかどうかを十分吟味する必要があります。

そうはいっても、最近のトレンドについて気になる部分ではありますので、下記に説明していきます。

目次

シェアリングサービス

新築のマンションの中には、自動車や自転車のシェアリングサービスのあるマンションも徐々に増えてきました。
自動車を所有すると、維持費もそれなりの金額が継続的に発生しますので、利用頻度が少ない方の場合は、コストパフォーマンスを考えるとシェアリングサービスは魅力的です。
パーク24やオリックスなどの企業が運営していますので、管理費への影響は少ないと言えます。
更に、機械式駐車場の維持費と比べてもメリットがあります。

ベランダの活用

最近のマンションは、ベランダを広くとっている物件が増えてきました。
ベランダが広いと、生活スペースの延長としての利用価値もでてきます。
おうちでグランピングといったこともできるかもしれません。
ベランダでのグランピングを、「ベランピング」と言うそうです。

但し、通常マンションの規約で、
ベランダでの火の使用はNG
となっています。また、
ベランダで騒いだり、また、大きなものを設置したままにすることもNG
ですので、注意しましょう。
(ベランダは、専用所有権のある共用部分という扱いになりますので、利用に関しての規約があります。)

宅配ボックス

通常の宅配ボックスの他に、「生鮮食料品用の宅配ボックス」を設置しているマンションもあります。
ネットスーパーで食品を注文する機会も増えてきましたので、生鮮食料品用の温度管理できる宅配ボックスがあると便利です。

ペット対応

最近は、ペットお知らせつきのエレベーターというものもあります。
これは、ペットを連れてエレベーターを利用する際に、「ペットボタン」を押すことで、ペットが乗っていることをお知らせする機能です。
これは、ペットが苦手な人にとっては、そのエレベーターの利用を見送ることができて親切な機能です。

住戸内の設備関係

サッシについて

新築戸建て住宅では、3重の「トリプルサッシ」も徐々に普及してきました。
高額にはなりますが、マンションにおいても、断熱性能の高い「トリプルサッシ」が普及していく可能性があります。

また、アルミサッシに代わって、結露防止効果のある「樹脂製のサッシ」も今後普及していくことが予想されます。

災害時の対応

マンションの管理組合の運用にも関わってきますが、
災害時の備蓄品
や、
自家発電
についても、もしもの場合を想定して備えているマンションも増えていくでしょう。

以上、「マンションのトレンドについて(設備など)」についての説明でした。

(この記事について)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」[宅建業 千葉県知事(1)第17909号]が、不動産売買の実務経験を基に記載しています。

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