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マンションの
地震対策の為の構造
に関して、どのような構造があるのかを知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンションの地震対策の為の構造に関して、「3つのパターン(耐震構造、制振構造、免震構造)」についての解説をしています。
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マンション含め、建築物の構造的な地震対策として、
・耐震構造
・制振構造
・免震構造
の3種類があります。
マンション選びの際にも、どのような構造のマンションかを確認しておきましょう。
下記に順に説明していきます。
(参照)それぞれの構造を、図で表すと、下記のような内容になります。
![](https://www.kogumakun.com/wp-content/uploads/2022/08/taishin.gif)
耐震構造
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中規模、小規模のマンションの場合は、ほとんどが、
耐震構造
です。
耐震構造とは、読んで字のごとく、
「地震に耐える」構造
という意味になります。
これは、
「建築物の倒壊を防ぎ、その建物の住人の安全を守ること」
を前提にしています。
構造的には、
壁や柱の強化、補強材を入れる事で建物自体の堅さと強さ
を実現することで地震に対応するということになります。
耐震基準に関しては、
新耐震基準
が、
昭和56年(1981年)6月から施行されています。
これは、
「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」
というものです。
新耐震基準は、それまでの旧耐震よりも耐震の基準が上がっており、それだけ地震に対しての安全性が高まったものになっています。
ここで注意すべき点は、新耐震基準の施行が、
昭和56年(1981年)6月から
ですが、これは、
建物の竣工の年月日ではない
ということです。
つまり、
建築確認の取得日で判断
しますので、それが、昭和56年(1981年)6月以降になっているかをチェックします。
ですので、竣工日」や登記簿に記載の年月日ではなく、
建築確認証で年月を確認する
必要があります。
また、古いマンションの場合、旧耐震の物件もあります。
耐震改修工事がなされていれば安心なのですが、実情は、対応しているマンションは少数です。
耐震改修工事がなされていない場合は、少なくとも、
・そのエリアの地盤がしっかりしているか
・ラーメン構造の建物は避け、より強固な壁式構造の建物かどうか
を確認しておくと良いでしょう。
制振構造
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地震の揺れを吸収するのが制振構造です。
具体的には、
建物の構造内に「ダンパー」
と呼ばれる部材などを組み込み、地震の揺れを吸収するというしくみになります。
高層マンションなど、背の高い建築物の場合、上層部の揺れも大きくなる為、有効な構造です。
最近では、大手ハウスメーカーで、戸建て住宅でも制振構造を取り入れているケースもあります。
免震構造
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免震構造の構造としては、
基礎の上に、免震装置(積層ゴム等)を設置して、地震の揺れを吸収するしくみ
となります。
免震装置で揺れを吸収するので、建物への損傷が少なくなるという利点があります。
ただし、
横揺れには強いが、縦揺れに対する効果性が低い
という点や、
導入コストおよび定期的なメンテナンスが必要で、そのコスト面が、物件価格や管理費に反映される
というデメリットもあります。
現状は、免震構造のマンションはまだ少ない状況です。
まとめ
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マンション選びの際には、
地震対策に関しての構造的な面
に関しても、確認しておく必要があります。
具体的には、一般的なマンションの場合は、耐震構造となっていますので、
旧耐震か新耐震か
のチェックとなります。
また、高層マンションの場合は、
免振構造に加えて、上層階に、制振構造が採用されているかどうか
もチェックしておきましょう。
以上、「マンションの耐震構造、制振構造、免震構造について」の説明でした。
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