マンション検討時にチェックすべき「生活しやすい道路」とは?!

マンション購入ガイド

マンション選びのときに、
 近隣の道路の状況
もチェックしておいたほうがいい?

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

マンション選びの際に、その物件の周辺の道路の状況も大切なポイントになります。
道路の種類別に、注意点を記載しています。

マンション購入ガイド

マンション購入の検討の際には、
 生活のしやすさ
を念頭に周辺環境をチェックしていくことが重要です。

生活のしやすさについては、
 日常、利用する「道路」の状態
もその重要な要因のひとつと言えます。

敷地の前面にある、いわゆる「前面道路」については、
・道路の種類
・道路幅
・歩道の有無
についてチェックしておきましょう。

また、道路の種類ですが、法的な分類の仕方ではなく、 
・幹線道路
・生活道路
・私道

という見方で考えていきます。

それぞれの注意点を含めて、下記に説明していきます。

通学などのことを考える、安全に行き来できる道路かどうかは、重要なチェックポイントのひとつといえます。

目次

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 道路の種類別の注意点について

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幹線道路、生活道路、私道といった種別別の注意点について、下記に順に記載していきます。

幹線道路について

ここでは、幹線道路の定義を
 国道など、昼夜とも通行量が多い道路
としてとらえます。
こういった道路に面したマンションは、一見、便利そうなのですが、
 交通事故の危険性や、騒音、振動などの懸念点
が生じます。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭ですと、飛び出し事故のリスクもでてきますので、注意が必要です。
また、幹線道路の場合、夜間も大型車が通行することも多々ありますので、騒音、振動などのリスクもあります。

敷地は幹線道路に面していても、建物は奥のほうに建っている場合は、そういったリスクも軽減しますので、現地をみて判断する必要があります。

生活道路について

敷地が、幹線道路ではなく、
 その地域の住人が利用する生活道路
に面していることが望ましいと言えます。 

主に、そのエリアの人が使用する道路ですと、セキュリティー面からも安心です。
また、交通量も比較的少なく、静かです。

稀に、抜け道として利用されるような道路もあります。
そういった道路の場合、朝,スピードを出した車が通ったりしますので、注意しましょう。

私道について

道路は、通常、
 公道とよばれる国、県、市町村所有の道路

 私道とよばれる個人所有の道路
に分かれます。

公道の場合、道路の修繕は、行政側で行いますが、私道の場合、所有者が分担することになります。
マンション所有の私道の場合は、管理費がその修繕費も見込んだ内容になる場合もあります。

ただ、通常は公道に接している場合が多いです。

稀に、小規模なマンションや、奥まった場所に建っている場合、あるいは、周辺の土地事情により、接している道路のと特定の箇所が、
 共有を含む私道の場合
となっている可能性もあります。
(もっとも、可能性は低いです。)

そういった場合も、実際の管理自体は、管理組合が行いますので、個人が何か対応するということはありません。
ただ、一般的に、公道に比べると、面倒が部分があり(例えば、道路の修繕は所有者が行うなど)、プラス面は少ないと言えます。

 道路幅について

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道路幅については、車がある程度余裕をもってすれ違いできる幅として考えると、
 6m~8m
といった道幅になります。

4mですと、すれ違いできませんので、注意が必要です。

ある程度の規模のマンションが立地しているようなロケーションでは、接している道路もある程度の広さがあります。
ただ、駅までの徒歩経路や、通学の経路にある道路についても念のため、チェックしておかれることをお勧めします。

また、違法駐車が多いような道路、特に、住宅地の場合、夜間に違法駐車が多いというケースもあります。
昼間と夜間で様子も異なりますので、チェックしておきましょう。

 歩道

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歩道があると、徒歩でのお買い物や、通勤、通学でも安心です。
また、ご年配の方も、歩道があると安心して行き来できます。
特に、車の通行量が多い朝晩のは、やはり、歩道がないとリスクがあります。

ロケーションによっては、
 歩道が整備されていないようなケース
もあります。
安全の為に、普段、徒歩で使う経路については、歩道が整備されているかチェックしておきましょう。

さいごに

マンション購入ガイド

マンション自体は気に入ったとしても、実際に生活していく上では、周辺の環境面が非常に大切になってきます。
その中でも、
 道路
は、お買い物や通勤、通学で日々利用するものですので、そのウェイトも大きいと言えます。
安全、安心に利用できる状況かを確認しておくことが大切になってきます。

また、あわせて、
 夜間の街灯
も整備されているかも確認しておきましょう。

以上、前面道路についての説明でした。

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(この記事を書いたのは、)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

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