マンションの瑕疵担保保険について

瑕疵担保保険マンション購入のポイント
瑕疵担保保険

住宅を購入される際、
瑕疵担保保険
を検討されてもよろしいかと思います。

もちろん、必須で入る必要はないのですが、状況によっては、
いくつかのメリット
があります。

下記に順に説明していきます。

瑕疵担保保険について

瑕疵担保保険というのは、
中古住宅を購入する際、住居の瑕疵(かし)があった場合に保険が適用される
というものです。
住居の瑕疵とは、
建物の構造耐力上の主要部分と屋根や外壁からの雨水の侵入といった重い不具合
が該当します。
オプションで給排水管の保証をつけることができる場合もあります。
その際は、専有箇所の給排水管が対象になります。

マンションの場合、重大な瑕疵が発生する可能性は低いですが、
古いマンションや団地の場合は、壁などからの雨染み、給排水管の不具合など
が発生する場合が、あります。

そういった場合に、瑕疵担保保険にはいっておくと安心です。
※保険金額の上限や、保険期間、諸条件が設定されていますので、事前にそれらを確認した上での検討になります。

瑕疵担保保険の費用

期間、対象によって異なりますが、
例えば、アットホームの瑕疵担保保険の場合(2020年8月現在)、
1年間で75,000円(税別)
5年間で125,000円(税別)

です。
これに管路特約(水道管)をつけると1万円(税別)アップします。

参考;アットホーム
 建物状況調査/既存住宅瑕疵保証・保険サービス 耐震診断/耐震基準適合証明書発行サービス

瑕疵担保保険にはいるメリット

ただ、瑕疵の可能性が低いマンションでも、状況によっては、
瑕疵担保保険にはいるメリット
があります。

それは、
住宅ローン控除(一部の条件の場合のみ)

登録免除税
についてです。

住宅ローン減税は、

・登記簿面積(床面積)が50平米以上
・ローンの返済が10年以上

などの条件の他、
・築25年以内のマンション

という条件があります。

築年数について、上記の条件に合わない場合でも、
昭和56年6月1日以降の築年の物件
であれば、
瑕疵担保保険を適用
することで、住宅ローン減税の対象となります。
住宅ローンの金額によっては、十分、もとがとれます。
(瑕疵担保保険が1年の場合でも、10年間の住宅ローン減税が使えます)

昭和56年6月1日以降の築年の物件については、その年に、耐震基準が変わったため、
それ以前の建物は、旧耐震の物件
となります。
旧耐震の物件は、瑕疵担保保険の対象外になります。

■築年数25年以下のマンションの場合
 特に瑕疵担保保険の手続きをしなくても、住宅ローン減税の対象となります。

築年数25年以上でも、昭和56年6月1日以降の物件の場合
 瑕疵担保保険の手続きを行うことで、住宅ローン減税の対象となります。

■昭和56年6月1日以前の物件(旧耐震)
 瑕疵担保保険の対象外となります。

登録免除税の軽減措置

登録免許税というのは、不動産売買の際行う所有権移転登記に伴う税金のことです。
この税率が軽減されます。
物件の登記の際に、事前に司法書士さんにその旨を伝えておきましょう。

また、制度の適応が年度によって異なる場合があります。
詳細は、国土交通省のホームページで確認することができます。


国土交通省のホームページ
住宅の取得に利用可能な税制特例

住宅瑕疵担保責任保険協会

瑕疵担保保険の為の建物状況調査

瑕疵担保保険の手続きを行う為には、事前に
建物状況調査
を行い、建物に問題のないことを証明する必要があります。

不具合があった場合は、その箇所が調査報告書の中で指摘され、それを修繕してから再調査(別途費用が発生します)し、OKがでてから保険の申し込みができます。

マンションの場合、瑕疵があるケースが少ないですが、万が一、瑕疵があった場合、
建物の構造的な修繕を短期的に行うことが難しい為、
結果、瑕疵担保保険の申し込みも困難になる可能性が高くなります。

瑕疵担保保険の注意点

瑕疵担保保険は、物件の決済(物件の残代金の支払いと所有権移転登記)の日までに証書を準備しておく必要があります。
ですので、日程的なことを確認して、売買契約書の決済予定日も余裕をもって設定しておく必要があります。

以上、瑕疵担保保険についての説明でした。

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