マンションの売却では、
不動産会社に鍵を預ける
のかを知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンションの売却では、不動産会社に鍵を預ける場合が多いのですが、その際の注意点などについてわかりやすく説明していきます。
マンションの売却時に、不動産会社が
鍵を預かりたい
と言ってくる場合があります。
もちろん、
引っ越し済み
で、部屋が空き家の状態の場合でのケースになります。
その場合の対応と注意点についてわかりやすく説明していきます。
不動産会社に鍵を預けるべきか?
すでに空き家の状態で、部屋の中に何もない状態の場合、
いつでも内見(内覧)できる状態
にしておいたほうが良いと言えます。
その際、
問い合わせに応じて、不動産会社の担当者がすぐ動ける
ように、鍵を不動産会社に預けておくと、効率的な売却活動が期待できます。
ただ、その際には、いくつかの注意点があります。
また、
部屋の中にまだ荷物が残っている
あるいは、
何らかの事情で、不動産会社に鍵を預けたくない
といった場合は、不動産会社に鍵を預けずに、内見の際には、都度、日程を調整して
売主立ち会いのもとで行う
という方法もあります。
その判断は、売主側で行ってOKです。
いずれにしても、下記の記載する注意点とあわせて状況に応じての判断になります。
下記に、それらの内容について説明します。
不動産会社に鍵を預ける際の注意点
不動産会社に鍵を預ける際には、下記の点に注意しましょう。
必ず「鍵の預かり証」をもらう
鍵を預けた際には、必ず、「鍵の預かり証」をもらうようにしましょう。
不動産会社が、万が一、鍵を紛失してしまったような場合に、
「鍵の預かり証」
が、鍵を預けた証拠となります。
不動産会社に、「鍵の扱い」について確認をとっておく
物件の鍵の扱いには、下記の2つのパターンがあります。
・物件の現地に、キーボックスで保管する
・不動産会社の社内で鍵を保管する
物件の現地に、キーボックスで保管する
不動産会社の社内で鍵を保管する場合は、問題はないのですが、
物件の現地に、キーボックスで保管する
といった場合は、セキュリティー上のリスクもあります。
では、なぜ、
物件の現地に、キーボックスで保管する
という場合があるのでしょうか?
それは、通常、仲介を依頼した不動産会社以外の会社も、その物件の情報を見て、営業をする場合があるのですが、その際、現地にキーボックスを設定して、その暗証番号を伝えるというやり方をしたほうが、
他の不動産会社との鍵の受け渡しが楽
だからです。
特に、仲介を依頼している不動産会社が、物件と離れている遠隔地にある場合は、
内見をしたい他の不動産会社が、その会社まで、鍵を借りにいく
ことが、困難なケースもある為、現地にキーボックスを設置して対処することがあります。
その際、マンションのオートロックの関係で、通常は、
キーボッスは、屋外のフェンスなど
に設置することになります。
その場合、セキュリティー上のリスクという懸念もでてきます。
ですので、そういったことも考慮して、不動産会社に鍵の扱いを確認しておくようにしましょう。
また、物件と離れている不動産会社に仲介を依頼した場合、他の不動産会社が内見する際に、
内見したい不動産会社と、郵送で鍵のやりとりとする
という場合もあります。
その際は、複数の先で内見の日取りが重なった際に、調整が面倒になるリスクもあります。
不動産会社の社内で鍵を保管する
それに対して、不動産会社の社内で鍵を保管する場合は、
運用上もセキュリティー上も、安心
です。
他の不動産会社が内見する際にも、その不動産会社に鍵を借りにきて、通常は、当日中に返却することになります。
いずれにしても、鍵の管理をどのようにするのかを確認しておくことは大切なポイントのひとつです。
特に、
物件とは離れた不動産会社に仲介を依頼
すると、物件の現地に、キーボックスで保管するケースも増えてきますので、それを避ける為には、不動産会社を選定する際に、そういった点も含めて確認しておくことが望ましいといえます。
不動産会社に鍵を預けない場合
不動産会社に鍵を預けずに対応する場合は、
内見の際に、売主が立ち会う
ということでの対応になります。
ですので、物件の内見の問合せがあった際には、都度、不動産会社と日程の調整をして、立ち会う日程を決めるということになります。
ただ、この場合、
買主さんによっては、内見できる曜日などの都合
もありますので、売主側で柔軟に日程調整できる状態である必要があります。
売主側の都合にも制限があると、実際、営業活動に支障がでる場合もあり、あまり現実的ではありません。
ですので、状況に応じて判断するようにしましょう。
※もちろん、居住中の場合は、鍵を預ける必要はありません。
さいごに
マンション売却の際には、すでに空き家の場合、基本は、
不動産会社にマンションの鍵を預ける
ということになります。
ですので、当然のことながら、
しっかりと鍵の管理をしてくれる信頼できる不動産会社
に仲介を依頼する必要があります。
また、物件から遠隔にある不動産会社の場合は、上記に記載したように、
鍵の管理や営業活動上の効率の面でリスクがでてくるケース
があります。ですので、
なるべく、物件から近いエリアにある不動産会社
のなかから、信頼できそうな会社を選ぶほうが良いと言えます。
これから不動産会社を選定される場合や、既に仲介を依頼している不動産会社を変更するといった場合は、複数の不動産会社を比較検討して選ばれるようにされることをお勧めしします。
その際、一括査定のサービスを利用する方法もあります。
一括査定のサービス自体は、同じようなサービスを提供している会社が複数ありますので、どのサービスを利用すればいいのかと迷ってしまいます。
その場合は、
一括査定のサイトを運営している「会社」が信頼できる先
のサービスを選ぶと安心感があります。
例えば、下記の「Home4U」は、NTTグループの会社が運営していますので、安心感はあります。
また、一括査定サイト経由で依頼する不動産会社が大手の場合、店舗が都心部にしか無いケースが多いのが実情です。
大手の不動産会社のなかでも、三井のリハウスは、比較的、地方都市にも店舗を構えています。
いずれにしても、物件からなるべく近い会社に依頼するほうが望ましいと言えます。
他にも、地域は限定されるものの【首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)が対象】、
「TERASSマンション売却」
というサービスでは、「査定」にプラスして、
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といったサービスを提供しています。
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以上、不動産会社に鍵を預ける件についてでした。