マンション売却で、「買い取り」の場合、価格が低くなります。

マンション売却ガイド

マンション売却で、
 「買い取り」の場合の注意点
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容▼

マンション売却で、「買い取り」の場合には、一般的な仲介による売却に比べ、「価格が低くなる」などの注意点があります。
それらの内容について、注意点とあわせてわかりやすく説明しています。

マンション売却ガイド

マンションの売却を検討する際には、
 一般的な「仲介」による売却
の他、
 不動産会社の「買い取り」による売却
の2つの方法があります。

通常は、
 一般的な「仲介」による売却がほとんど
ですが、状況によっては、売主さんの判断で、
 不動産会社の「買い取り」
で対処されるケースもあります。

ここでは、不動産会社の「買い取り」についての注意点についてわかりやすく説明しています。

目次

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不動産会社の「買い取り」を行う場合の注意点とは?

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不動産会社の「買い取り」を行う場合は、下記の注意点があります。

・売却価格が、仲介による売却よりも、かなり低い金額になる
・買い取りを検討する場合は、必ず、複数の会社を比較検討すべき
・悪徳業者に注意が必要
・売却時には、住宅ローンを完済する必要がある

それぞれの内容についてみていきましょう。

売却価格が、仲介による売却よりも、かなり低い金額になる

不動産会社が物件を買い取る、いわゆる、「業者買取」の場合は、その買取価格は、
 相場よりかなり低い金額
になります。

通常は、相場価格の6~7割と言われています。

なぜなら、買い取り業者は、
 物件を買い取ったあと、利益をのせて、相場価格で売却
をしますので、当然、買取価格を低く抑える必要がでてくるからです。

また、その際、短期譲渡による税金の支払いもあり、その分の利益をまかなう必要がでてきます。

更に、状況によっては、買い取ったあと、リフォームを行って付加価値をつけて、相場より高めの金額で売却する場合もあります。
その場合も、「いかに安く物件を仕入れるか」ということが、利益額に影響してきます。

ですので、買い取り業者としては、買取価格を低めの設定にして買取査定をすることになります。

買い取りを検討する場合は、必ず、複数の会社を比較検討すべき

買い取りに対応している不動産会社も、複数の先がありますので、必ず、
 複数の先で買取査定
をして、比較検討することをお勧めします。

買い取り業者ごとに、それぞれ対応内容が異なりますので、当然、買い取り時の査定金額も異なってきます。

悪徳業者に注意が必要

買い取り業者の中には、いわゆる、
 悪徳業者
も存在します。

そういった業者との取引では、当然、
 トラブルの発生するリスク
があります。

トラブルの内容としては、
 ・高額な費用や手数料を請求される
 ・査定金額と、契約時の金額が異なる
 ・強引に契約をさせようとする
 ・小切手で売却代金を支払う

などのことがあります。

こういった業者とは、絶対に取引をしてはいけません。

高額な費用や手数料を請求される

業者買取の場合は、直接、その業者が買主となりますので、仲介手数料は発生しません。
しかしながら、悪徳業者の場合、
 いろいろな名目
をつけて、高額な費用を請求しようとします。

査定金額と、契約時の金額が異なる

例えば、買取査定の際には、
 高い査定金額
を提示して、実際に売買契約の際には、
 買い取り価格の値下げ
をして、契約にもちこもうとするケースがあります。
あるいは、売買契約を取り交わした後でも、値下げを要求するようなことも想定されます。

強引に契約をさせようとする

悪徳業者の場合、買取査定の条件があわなかったとしても、強引な態度で、契約を取り交わそうとしてくることが想定されます。

小切手で売却代金を支払う

不動産の売買の際は、一般的に、
 現金もしくは、現金小切手
で、売却代金を受け取ることになります。
現金の場合は、通常は、口座振り込みによる対応になります。

もし、小切手での支払いを提案してくるような場合は、
 小切手が不渡りになるリスク
がありますので、非常に、危険な状況といえます。

売却時には、住宅ローンを完済する必要がある

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売却するタイミングで、住宅ローンの残債がある場合は、
 売却時に、その残債を返済する必要
があります。

実際の場面では、決裁の日に、
 売却代金の受け取りと同時に、その代金で、残債を完済する
ということを行います。

その後、買主側で所有権の移転手続きをすることになります。

残債を完済する際に、
 売却代金で対応
できれば問題ないのですが、金額的に足りない場合は、
 自己資金で対応する
ということになります。

その場合は、足りない分を予め、住宅ローンの口座に入金しておく必要があります。

ですので、住宅ローンの残債がある場合は、資金計画を含めて検討する必要があります。

さいごに

マンション売却ガイド

マンション売却で、「買い取り」の場合には、いくつかの注意点があります。

ただ、買い取りの場合は、仲介よりも金額が低くなるものの、
 スピーディーに現金化できる
というメリットもあります。

あるいは、事故物件などで、そもそも低い金額でしか売却できる見込みがないような場合に、業者買取を検討するケースもあります。

ですので、
 何を優先するのか
によって、
 業者買取を選択するかどうか
の検討することになります。

業者買取を選択する場合は、少なくとも、
 たちの悪い業者
との取引はしないように注意する必要があります。

以上、マンション売却で、「買い取り」の場合の注意点についてでした。

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(この記事を書いたのは、)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

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