マンション売却時の「管理費、修繕積立金」の対応について

マンション売却ガイド

マンション売却時に、
 「管理費、修繕積立金」
は、どのように対応するのかを知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容▼

マンション売却時の「管理費、修繕積立金」については、売買が決まり、所有権が移転した後は、買主側が負担することになります。
ただ、口座からの引き落とし手続きのことを考慮して対応する必要があります。

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マンションを売却する際には、手続き上、
 「管理費、修繕積立金」
の対応をどうするかも、把握しておくとよいでしょう。

具体的には、
 売却の決裁時に清算をする
ということになります。

決裁とは、不動産売買の最後の手続きで、
 「残代金の授受」と「物件の引渡し」
を行うことをいいます。

「管理費、修繕積立金」は、通常、
 口座引落
になっていますので、そのことを考慮して清算をすることになります。

その際に、あわせて、
 マンションの管理組合に提出する書類
も準備します。

下記に、具体的な内容をみていきましょう。

目次

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マンション売却時の「管理費、修繕積立金」の手続きについて

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マンション売却時の「管理費、修繕積立金」の手続の内容としては、
 「管理費、修繕積立金」の清算
と、
 マンションの管理組合に提出する書類の準備
の2つになります。

また、その他、駐車場を借りている場合は、その対応も行います。

「管理費、修繕積立金」の清算

「管理費、修繕積立金」の清算金額の計算は、
 仲介を依頼している不動産会社が、清算内容を書面に記載して準備する
ということになります。

念のため、売主側も、
 決裁時の清算内容に、「管理費、修繕積立金」の記載があるかをどうか
と、
 清算内容
を事前にチェックするようにしましょう。

「管理費、修繕積立金」の清算金額の算出

「管理費、修繕積立金」の清算金額は、マンションの管理会社の、
 口座引落を新所有者に変更する際のスケジュール
によって変わってきます。

マンションの管理会社が、口座引落の変更の手続きをする際は、
 毎月、〇〇日までに申請書類を受け取った場合、〇月度分の引き落としから対応する
といったように、申請書類を受け取りの締め日と、その際の引き落とし開始月が決まっています。

ですので、申請書類受取りの締め日によって、
 口座引き落としの変更月
が変わってきます。

口座引き落としの変更月のスケジュールが確認できたら、
 その月以降は、買主の口座からの引き落としが開始
されます。

逆に、
 それまでは、売主の口座から、「管理費、修繕積立金」が引き落とされる
ということになります。

ですので、清算内容としては、
 決済日から、買主側の口座での引き落としがはじまるまで
が売主負担となりますので、その分の清算をします。

その金額を日割り計算して、決裁時に、
 買主から売主に支払う
という流れになります。

マンションの管理組合に提出する書類の準備

マンションの管理組合へは、
 対象住戸の所有者が変更になる旨の届出
をします。

ですので、所定の書面に、
 旧所有者と、新所有者のそっれぞれが署名する箇所
があります。

通常は、管理会社が窓口となり、その際に、
 新所有者の口座引落に関する書類
もあわせて提出します。

駐車場の手続きについて

マンションの駐車場を借りている場合は、マンションによって、その手続きの内容が異なってきます。

例えば、
 旧所有者が借りている場所を、そのまま引き継げるケース
もあれば、
 売買に伴い、一旦、解約扱いになり、新所有者が改めて申し込むというケース
もあります。

ですので、そのマンションの管理規約を確認して、対応することになります。

(参考)電気、水道、ガスについて

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電気、水道については、売主側で忘れないように、停止手続きをするようにしましょう。
もちろん、買主側で手続きする際に、切り替わることにはなりますが、
 買主側がいつ引っ越しを予定しているか
にもよって、そのタイミングが変わってきます。

ですので、遅くとも、決裁のタイミングまでには、電気、水道、ガスを停止する手続きをしておきましょう。

さいごに

マンション売却ガイド

マンション売却時の「管理費、修繕積立金」の対応については、ネット上の情報のなかには、稀に
 「清算できる場合があるので、不動産会社に相談しましょう
といった内容で解説している場合があります。

こういった説明は、実際と異なっていますので、注意しましょう。

本来は、「管理費、修繕積立金」は、
 物件の所有権の移転後は、買主側が負担する
のが当然のこととなります。

ですので、「管理費、修繕積立金」は、日割清算するのが当たり前です。
もし、そういった対応をしない不動産会社があれば、
 不動産売買の見識が低い
ということになります。

いずれにしても、マンションの売却の際には、不動産売買の見識と、実績のある、
 信頼できる不動産会社を選ぶこと
が重要になってきます。

その際は、複数の不動産会社を比較検討して、選定するようにしましょう。
例えば、一括査定のサービスを利用して、比較検討する方法もあります。

一括査定のサービス自体は、同じようなサービスを提供している会社が複数ありますので、どのサービスを利用すればいいのかと迷ってしまいます。
その場合は、
 一括査定のサイトを運営している「会社」が信頼できる先
のサービスを選ぶと安心感があります。

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また、一括査定サイト経由で依頼する不動産会社が大手の場合、店舗が都心部にしか無いケースが多いのが実情です。
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以上、マンション売却時の「管理費、修繕積立金」の対応についてでした。

マンション売却ガイド

(この記事を書いたのは、)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

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