マンション売却時に、「値切られた際の対処法」についてわかりやすく説明しています。

マンション売却ガイド

マンション売却時に、
 値切られた際の対処法
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容▼

マンション売却時に、値切られた場合には、その対処としていくつかの注意点があります。
それらの内容について、注意点とあわせてわかりやすく説明しています。

マンション売却ガイド

マンションを売却する際、
 物件を内見した人から、価格の相談があった場合
に、どのような対処をすればいいのでしょうか?

特に、不動産の売却がはじめての場合など、慣れない時には、戸惑ってしまいます。

そういった価格交渉の際には、いくつかの注意点があります。
それらの内容について、注意点とあわせてわかりやすく説明します。

目次

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価格交渉があった場合、まずは、「買い手に購入意思があるのか」を確認する

マンション売却ガイド

実際、マンションの購入を検討する側も、不動産の売買に慣れていないケースがほとんどです。

ですので、
 安易に価格の交渉をしていくる場合
があります。

つまり、とりあえず、
 「価格を下げることができるか、聞いておきたい」
といった状態の場合です。

そのような状態では、仮に、価格の相談に応じたとしても、その後、
 実際に契約まで進める意思があるかどうか
が極めてグレーな形になります。

ですので、売主側としては、
 ・マンション購入の意思があるのか?
 ・実際に売買契約に進める為に、「価格面」だけがネックになってるのか?

を確認した上で、検討したほうが無駄な動きをしなくてすみます。
逆に、そうしないと、価格交渉自体が、無意味なものになってしまう可能性が高くなります。

その際、
 買い手側から、価格面の相談を条件に、「書面」をもらう
というステップを踏んだほうが良いと言えます。

書面というのは、
 購入申込書(買付書)
のことです。
その書面に、価格面の相談内容を記載してもらうようにします。

単に口頭だけでは、本当に買主に購入意思があるかどうかがわからない為、書面で提出してもらうということをします。

そうすることで、買い手が実際に購入意思があかどうかを確認することができます。
また、価格面については、書面に、具体的に相談金額を記入してもらいます。

売主側としては、その書面を受け取ってから、検討するという流れになります。

不動産会社が、口頭で相談してきた場合

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不動産会社のなかには、
 買い手が「口頭」で価格の相談をしてきた内容
を、
 そのまま、売主に伝えてくる担当者
もいます。

そういった場当たり的な対応をする不動産会社は、対応レベルが低いと言えます。

そもそも、本来、売却活動を開始する際には、事前に、不動産会社と、
 価格交渉があった場合の方針
を決めておくべきです。

例えば、
 ・価格の相談には一切応じない
 ・期限を決めて、それまでは、値引きはしない
 ・ある程度の範囲で、値引きに応じる

といった方針です。
買い手から、申込書の提出前に価格の相談があった場合は、その方針のなかで不動産会社で対応すべきと言えます。

また、事前に決めた方針以上の相談があった場合は、不動産会社としては、
 少なくとも、買い手から「申し込みの書面」をもらって、購入意思を確認
した上で、売主に相談すべきと言えます。

買い手に購入意思がある場合の対応方法

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買い手に購入意思がある場合に、その次の段階として、
 価格の相談に応じるかどうか
という判断になります。

結論からいうと、
 その判断は、売主次第
ということになります。

ですので、
 価格交渉に応じない方針
でも良いですし、
 一定の範囲で応じる
ということでも構わないわけです。

価格交渉に応じる場合は、基本的には、
 売却を開始する段階で、どの程度の範囲で応じるのか
の方針を決めておくと良いと言えます。

売却活動の開始直後の場合

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価格交渉の相談が、タイミング的に、
 売却をスタートしてから、まだ、間もない場合
は、
 価格の相談があったとしても、値段を下げずに、しばらく様子をみたほうが良い
と言えます。

つまり、他に、
 そのままの価格(満額)で購入してくれる買い手
がでてくる可能性もあるからです。

逆に、例えば、半年以上、具体的な話しに進展していない場合は、価格交渉もある程度の範囲で応じることも検討しても良いと言えます。
もちろん、状況に応じての判断にはなります。

買主が、収益目的で購入を検討している場合の対応について

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収益目的で物件を購入するケース、いわゆる、投資家が価格交渉をしてくる場合があります。

そういった場合、通常、買い手側としては、
 利回りから逆算して、購入価格を検討する
ことになります。

その結果、
 大幅な値引きを相談してくるケース
があります。

そういった場合は、あえて対応する必要は低いと言えます。

投資家ではなく、実際にそこに住む目的、いわゆる
 「実需」の買い手を対象
にしたほうが、納得にいく価格での売却ができる可能性が高くなります。

さいごに

マンション売却ガイド

買い手から価格の相談があった場合の対応は、なかなか悩ましいものがあります。
少なくとも、
 許容できる範囲
を予めきめておくとともに、
 どういった場合に、価格交渉に応じるのか
も事前に考えておくと良いと言えます。

また、売却価格を設定する際にも、
 価格の交渉に応じた場合のことを想定して検討する
ことが大切になってきます。
そうしないと、手元に残る金額が当初の予定と大幅に変わってくる可能性がでてきます。

そういった方針を考える際にも、不動産会社の担当者との相談することになります。
ですので、仲介を依頼する不動産会社選びは、大切になってきます。

不動産選びの際には、複数の会社のなかから比較検討して選定するようにしましょう。

以上、マンション売却時に、値切られた際の対処法についてでした。

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(この記事を書いたのは、)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

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