
マンション売却時の
リフォーム費用
について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンション売却時には、基本、現状での引き渡しがほとんどですが、なかには、リフォームをするケースもあります。
その際の費用感についてわかりやすく説明しています。

マンションの売却を検討する際に、
・リフォームをしたほうがよいのか?
・その際の費用は?
といったこともあわせて考える場合があります。
ただ、結論からいいますと、
基本的に、マンション売却の際には、リフォーム無しで問題ない
と言えます。
個人がマンションを売却する際には、ほとんどが、リフォームはしていません。
それに対して、
不動産会社がマンションを買い取って、再販する際
には、
リフォームを行い、付加価値をつけてから販売する場合
がほとんどです。
ただ、場合によっては、下記のようなケースでは、個人の場合でも、一部リフォームを検討しても良い場合もあります。
・室内に葉損箇所があったり、明らかに汚れがひどいような箇所がある
・築年数が古く、価格も低い物件の場合、そのままでは売却が難しいようなケース
しかしながら、そのような場合でも、
その物件のマイナス要因を価格面に反映させること
で、必ずしも、リフォームをする必要はありません。
また、状況的に、例えば、売却の仲介を依頼した不動産会社が、熱心にリフォームを勧めるような場合は、
その不動産会社が、リフォームでも利益を見込んでいる
という可能性が高いので注意しましょう。
そういった点を踏まえてにはなりますが、下記に、参考までに、
マンション売却時のリフォーム費用
について、整理しています。
マンションのリフォーム費用

下記のリフォーム費用は、あくまでの目安になります。
実際の工事では、
・設備や資材の種類
・広さ(間取り)
などによって、金額が左右されます。
■水まわり
・キッチンのリフォーム:90〜120万円
・浴室のリフォーム:80〜100万円
・トイレのリフォーム:30〜40万円
・洗面のリフォーム:30〜40万円
■全面リフォーム
600〜800万円
■クロス張替え
クロス張替えの場合、
平米単価
での金額を見ると、概ね、
平米1,200~1,500円前後
の場合が多いようです。
その単価の場合で、6帖の部屋のクロスを張り替えると、46平米で計算すると、
55,200~69,000円
となります。
但し、実際の作業時には、
施工費用、養生費、廃材の処分費用、下地の処理や補修費用
といった工程が必要となります。
ですので、そういった費用もプラスで見込んでおく必要があります。
もちろん、施工業者さんによって、対応や金額が異なりますので、基本的いは、
合い見積もり
をとって、比較検討するようにしましょう。
さいごに

マンションの売却時のリフォームについては、
基本的には、必要ない
と判断して良いでしょう。
ただ、状況によってリフォームする際には、基本、
複数の工務店に合い見積もりをとって、比較検討
されることをお勧めします。
リフォーム相場や、合い見積もりの際には、下記サイトが便利です。
また、リフォームしない場合でも、
・残置物が内容に、部屋をキレイにする
・掃除をしっかりとする
・気持ちよく内見してもらうような工夫をする
といった点にきをつけたほうが良いと言えます。
ちなみに、気持ちよく内見してもらうという点では、
簡単なホームステージング
という方法があります。
ホームステージングとは、
室内を素敵に見えるようにコーディネートする
というものです。
専門的に行っている会社に依頼すると、モデルルームのようにお部屋をアレンジしてくれますが、それなりに費用もかかってきます。
そうではなく、ご自身で、
100均のお店などで、小物や、造花などを購入して、お部屋を置いておく
といった簡単にできる方法で対処するだけけでも、お部屋の印象がよくなります。
マンション売却の際には、簡易なホームステージングを検討されても良いでしょう。
以上、マンション売却時のリフォーム費用についてでした。
