居住中の状態で「マンション売却をする場合」のポイント

マンション売却ガイド

居住中の状態でマンションの売却をする際の
 デメリットや、メリット
があれば知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容▼

マンションの売却をする際に、売却を決めてから引越しをしたいというケースも多々あります。居住中の状態で売却をする際のデメリットや、メリットについて、わかりやすく解説しています。



マンションの売却について、
 居住中の状態で、マンションの売却に向けた活動ができるか
というご質問をいただくことがあります。
結論からいいますと、「可能」です

アットホームやスーモなどのサイトで、売却中のマンションの情報を検索すると、物件概要の箇所に、
 「居住中
と記載のある物件が結構見受けられます。

ただ、居住中の場合、下記のようなメリット、デメリットがあります。

メリット
・買主側からすると、実際に住んでおられる方の「生の声」が聞ける
・家具なども置いてあるので、実際に生活する際のイメージがしやすい

デメリット
・内見の際に、売主、買主の日程調整する必要がある
・内見の際は、自宅に待機しておく必要がある
・部屋の片付けをして、印象を良くしておく必要がある
・内見の際に、人によっては、その部屋についてのマイナス面を指摘してくることがある
・売却理由など、細かく聞いてくる可能性がある
・売却予定であることが周囲に知れる可能性がある

具体的な内容を順に説明していきます。

居住中の状態でマンションを売却するとなると、
なにかを不安なことがありますね。

目次

[スポンサー]

居住中にマンション売却をする場合のメリット

買主側からすると、実際に住んでおられる方の「生の声」が聞ける

マンションの購入を検討されておられる方が、内見の際に、
 質問したい事柄を、実際に住まわれている方に聞ける
ので、購入の意思決定をする際に重要な情報となります。

通常、居住中の場合、内見の際には、売主さんも立ち合いますので、例えば、
「普段、どのスーパーを利用しているのか」
や、
「マンションの管理組合の役員は、どれくらいの頻度でまわってくるのか」
あるいは、
「不便に思っていることがあるかどうか」
など、細かい質問も、直接やりとりできます。

また、マンションを購入する際に、
 どんな人が住んでいたのか?
も気になるところです。

逆に、空室の場合は、売主さんと会うのは、
 売買契約の際
になりますので、その時点では、既に、購入の意思決定をした後となります。

ですので、居住中で売却を進める場合、買主側にとっても、
 購入の検討の段階で、売主さんとお話しができるという安心感
があります。

居住中でマンションを売却するということには、メリットもあります。

家具なども置いてあるので、実際に生活する際のイメージがしやすい

実際に生活する際の感じを確認することができます。
リビングのテーブルやテレビの配置など含め、空間の使い方に関してのイメージできます。

不動産の場合、室内に何も置いていない場合、結構、広く感じても、実際に、家具を置いてみると、様子が違ってくるということがままあります。

ですので、居住中の場合は、そういったリスクが軽減するというということが言えます。

居住中にマンション売却をする場合のデメリット

内見の際に、売主、買主の日程調整する必要がある

引っ越し済の場合は、内見の日程も買主側の都合だけで調整できますが、居住中の場合は、内見の際は、売主側の都合で、
 日程調整
で時間がかかる場合があります。

場合によっては、買主、売主の調整がなかなかつかずに、内見日程が遅くなってしまう場合もあります。
そのような場合は、買主側も待たされることになり、そういったことが重なると、結果、
 売買が決まるまでの期間が長引いてしまう可能性
もあります。

内見の際は、自宅に待機しておく必要がある

内見される際には対応する必要がありますので、用事でどこかに出掛けることができません。

お勤めの場合は、お休みの日で日程調整しますので、お休みの日の1~2時間程度を対応にあてることになります。
成約までに時間がかかる場合、内見する人も多くなることが想定されますので、内見対応に割く時間もおのずと多くなります。

内見の際には、もちろん、不動産会社の担当が案内しますが、売主側も、立ち会うことになります。

部屋の片付けをして、印象を良くしておく必要がある

内見の際に、部屋の印象を良くしておくことで、買主が具体的に購入を検討する際のプラス材料になります。
ですので、ある程度は、部屋をきれいに片付けしておくことになります。

掃除、片付けなどが、負担になるような場合もあります。

内見の際に、人によっては、その部屋についてのマイナス面を指摘してくることがある

人によって価値観は様々ですし、また、あまり気を使わないタイプの人もいます。

例えば、部屋の間取りや眺望などその物件に関して、その人の価値観でマイナス面を指摘してくる人もおられます。
そのことで、売主側としては、気分を害するようなケースもあります。

そのような人ばかりではありませんが、複数の人が内見に来た際に、嫌なことを言う人もでてくる可能性もあります。

内見に来たひとが、ネガティブな発言をしても、あまり気にしないようにしましょう。

売却理由など、細かく聞いてくる可能性がある

買主としては、売却理由も気になるところです。

私的な事情にはなりますが、もし、内見の際にその質問があった場合もことも想定して、回答内容を準備しておくようにしましょう。

売却予定であることが周囲に知れる可能性がある

ネットなどで情報がでますので、場合によっては、売却予定であることが周囲にわかってしまう可能性もあります。
ただ、掲載される情報としては、〇階の物件との記載となりますので、開示されている情報からは実際、特定は難しいでしょう。
しかしながら、内見の際に、近所の方が見られて、なんとなくわかってしまうようなケースもあります。

まとめ

マンション売却ガイド

マンションの売却の際、居住中の場合でも、 上記に記載したような注意点はあるものの、
 居住中の物件の売却
は、普通のことですので、そう気にすることありません。

ただ、寝室なども見られてしまいますので、プライバシーが気になる場合は、注意が必要です。

また、細かいお話しになりますが、実際、売却内見の際、稀にトイレを貸して欲しいという人がいます。
特に、家族連れで内見に来られて、子供がトイレを我慢できないケースがあったりもします。
不動産会社の担当者が気を利かせて、外のコンビニなどに誘導できると良いのですが、場合によっては、トイレをお貸しするような場合も想定しておく必要があります。

いずれにしても、メリット、デメリットがありますので、事前にそれらを把握しておくことが重要になります。

以上、居住中の状態で「マンション売却をする場合」についての説明でした。

マンション売却ガイド

(この記事を書いたのは、)
この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

マンション売却時のご相談

ココナラというサイト経由で、ご相談に対応しています(ひとつのテーマで3,000円)。


ココナラ マンション売却相談▼

ココナラ マンション売却相談

[スポンサー]

本サイトの運営

本サイトは、株式会社クラスイエが、運営しています。

お電話でのお問合せ

TEL;0476-77-9243
9:30~18:00(定休日;水曜、祝日、年末年始)

メールでのお問合せ
マンション売却ガイド
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次