マンション売却時に、買主から値引き交渉があった場合の対処方法

マンション売却時に、買主から値引き交渉があった場合の対処方法マンション売却
マンション売却

マンションの売却で、値引き交渉があったけど、どのように対処していけばよいのかわからない。

こんなお悩みを解決する記事です。


この記事の内容▼

・売却価格の設定時に検討しておくべき事項
・ 値引きには一切応じないというパターン
・ 値引き交渉に応じるパターン
  端数の値引き
  百万単位での値引き
・ 投資目的の買主のケース

マンションに限らず、不動産の売買の際には、
買主から値引き交渉
があるケースが少なからずあります。

結論から言いますと、極端な値引き交渉には応じる必要はありません。
また、できれば、売却価格を設定する際に、どの程度の価格交渉までなら応じるかも含めて、検討しておくことが望ましいと言えます。

また。パターンとしては、
値引きには一切応じない
というパターンと
状況に応じて応じる
という2つのパターンがあります。
下記に順に説明していきます。

本記事は、執筆者(宅地建物取引士の資格保有)の不動産取引の実務経験に基づいて記載しており、記載内容も、すべてオリジナルな内容となっています。
また、本サイトは、宅建業の免許を持つ不動産会社(株式会社クラスイエ)が運営しています。[宅建業 千葉県知事(1)第17909号]

値引きには一切応じないというパターン

設定した販売価格に対して、一切値引きには応じないといスタンスも、販売時の方法として選択肢のひとつと言えます。
その際は、売却を依頼する不動産会社(売主側の不動産会社)に、
値引きには一切応じない
ということを伝えておきましょう。
他の不動産会社からその売却を依頼している不動産会社に問合せがあった場合も、その旨を伝えてもらいます。
そうすることで、値引き交渉をしてくる買主は対象外となりますので、価格交渉について、悩むことはなくなります。

但し、このパターンの注意点としては、
価格設定を相場にあわせて妥当を思われる価格に設定しておく
ということが重要になります。
でないと、問合せ自体が無い状況になってしまいます。

また、意味もなく値引き交渉してくる人は対象外となりますので、その点は良いのですが、ある程度、予算を決めて物件を探している層もおられますので、価格を下げれば、問合せも増えるという側面もあります。
ですので、売却活動の状況に応じて、計画的に、価格の見直しをしたほうが良い場合もあります。
もちろん、あまり売り急いでいない場合は、急いで見直す必要はありませんが、最初の価格設定の際には、いろんなケースを想定して、どのタイミングで価格の見直しをするかを考えておくかを検討しておくと良いでしょう。

値引き交渉に応じるパターン

マンション売却時に、買主から値引き交渉があった場合の対処方法

一般的には、状況に応じて、価格交渉に応じるケースが一般的です。
この場合も、最初の販売価格の設定の際に、どの程度の値引きなら対応するかを考えておくと良いでしょう。
ケースごとにみていきましょう。

端数の値引き

一番多いケースが、端数の値引きです。
例えば、3,880万円の物件があった場合に、
80万円
の値引きの相談があるようなケースです。
売主側も、心情的にも、まだ、受け入れやすい相談と言えます。

細かいお話しになりますが、例えば、3,830万円と、3,880万円の価格設定を比べると、端数での価格交渉の場合、
3,830万円;30万円の値引き交渉
3,880万円;80万円の値引き交渉
となりますが、実際、買主側としても、30万円の値引き交渉するくらいなら、もう少し値引き交渉してもみようという心理状態になる可能性もあります。
ですので、10万円の位は、なるべく後半の数字にしておくことで、端数での値引きはしやすくなるという一面があります。

百万単位での値引き

ある程度、まとまった金額での値引き交渉のケースがあります。
この場合は、状況に応じての検討になります。
状況については、下記のような場面が想定できます。

売却活動を開始してから、間もない場合

売却を開始してから、あまり日が経っていない場合は、まとまった金額での価格交渉には応じすに、しばらく様子を見るのが得策と言えます。
値引き無しの買主が現れる可能性が十分にあるからです。
ですので、売却活動を開始してから、間もない場合は、焦って決める必要は無いと言えます。

売却活動を開始してから、しばらく期間が経っている場合

この場合は、いくつかの選択肢があります。
提示された金額が、当初予定していた価格設定の変更の範囲内である場合は、検討する余地があります。
ただ、変更の範囲内であっても、
提示された金額と、現状の販売価格の中間の金額などを逆に提示する
といったやり方もあります。
この場合、あまり細かい金額での交渉が続くのも、きりが無いので、このラインまでならOKというのを最初に決めれば、その後は、条件変更はしないほうが良いと言えます。

投資目的の買主の場合

マンションを購入して、賃貸で収益を得ることを目的にした、いわゆる投資目的の買主の場合、極端な値引き交渉をしてくる場合があります。
投資家向けの本などにも、いかに安く買うか、極端な価格での指値(申し込み)をいれるようなことを推奨しているような場合があり、それを読んだ投資家さんが、そういった行為をする事例が見受けられます。
結論から言うと、そういった場合は、相手にしないほうが賢明と言えます。
正直、面倒な場合が多いです。
あくまで、常識的な範囲でのケースであれば、価格交渉に応じるべきと言えます。

まとめ

値引き交渉してくる買主さんとは、あくまで、常識の範囲でのお話しを前提に、価格交渉の金額が、許容範囲かどうかで判断していくことになります。

また、価格交渉の場合には、必ず、
物件の購入申込書(買付書)
が提出されていることを確認するようにしましょう。
つまり、買主の購入意思がはっきりしていることを書面で確認した上で検討しないと、意味がないからです。
実際、購入意思が固まっていないのに、値引きができるかどうかを聞いてくる買主さんもいます。
もし、物件の購入申込書(買付書)が無いのに、価格面の交渉をしてくるような場合は、そういったお話しをもってくる不動産会社自体が、不動産取引に慣れていないケースも想定されますので、注意が必要と言えます。

いずれにしても、売却活動を行う際には、事前に、値引きがはいることも想定して価格設定を行うことが大切と言えます。

以上、マンション売却時に、買主から値引き交渉があった場合の対処方法についての説明でした。

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